【 放送大学 認定心理士対応科目 その1 】各教科を履修してみての個人的感想 難易度はどんな感じ?

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現在 放送大学 で認定心理士 が取れたらいいな…くらいのゆるい感じで心理学を中心に履修中。
3年次編入なので最短2年で卒業可能ですが、4年くらいでの卒業を目指しています。
履修した教科の個人的感想を羅列します。筆者の地頭の度合いは不明のため個人的感想です。
講師のみなさんはゆっくり話してくれているので、だいたい1.5倍速で聞き取れます。
認定心理士対応科目はその2 その3 その4 それ以外は心理学以外 に載せています。

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心理学概論(’18)・動画授業

心理学を始めるなら一番最初に履修してほしい科目。
心理学の基本的なことが学べます。心理学の分野をそれぞれ紹介してくれています。
放送授業は教科書初見でも読みながら進められます。通勤電車でもOK。1.5倍速でも十分聞き取れます。
まんべんなく心理学の各分野について触れているので、心理学がどんなものかという下地が学べます。
ここで興味を持った分野を次に履修する科目に選ぶといいかもしれません。

心理学研究法(’20)・動画授業

心理学概論(’18)の中のひとつの章にもなっている科目。
心理学実験をしていくためのお作法をまとめてくれています。
放送授業を聞きながら、初見で教科書を読み進めていけます。1.5倍速でOK。
通勤電車でも受講可能。今まで心理学は知識や理論を習得していくことをメインにしていたので、証明していくという視点は恥ずかしながら抜け落ちていました。
認定心理士を取得するには心理学実験の面談授業も取る必要があるので、その前に習得しておくべき科目です。

心理学統計法(’21)・動画授業

統計学なので数学の土台が必要。心理学研究をするには統計学も必須とのこと。
社会人になって数学を使う事はあまりなかったので、シグマ(Σ)とか久々に見た。
動画授業を見る前に予習が必要な感じではなく、いきなり初見で動画を見ても大丈夫だが、実際に計算してみたり、統計ソフトを使ったりするので通勤電車では難しい。1.5倍速でOKだけど、何回か聞かないと理解できないことがあり、巻き戻すこと数回あり。
しっかり一人の時間を取って、PCや計算用ノート・筆記用具を用意して受講すべし。
私は教科書の計算式だけでは理解できなかったので、地元の図書館で初歩的な統計学の本を借りてきたり、ネットでわかりやすい説明をしているサイトを参考にしたりしてやっとこさ理解しました。
システムWAKABA内に掲示されている過去2回分の試験問題を解いてみたら、だいたい要点は見えてきた。
統計学も今後心理学実験の実技に参加した際に必要になるので、認定心理士を目指す方は早めの習得を推奨します。

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発達心理学概論(’17)・音声授業

こちらも心理学概論(’18)の中のひとつの章にもなっている科目。
人間の生まれてからの発達を順を追って学んでいきます。
音声のみの放送授業で教科書を読みながら初見で進められます。1.5倍速でOK。
個人的に、子供の声真似をする先生のセリフが若干耳につく感じ。
ちょうど子育て中なので幼少期から青年期までの学習は子育てに生かせます。
成人期から中年期は自分に照らし合わせ、自分の中の今のこの考えはこんな理論に基づいているんだ、などと内省できました。

産業・組織心理学(’20)・音声授業

こちらも心理学概論(’18)の中のひとつの章になっている科目。
前半は組織で働くいわゆる会社員だとか企業の心理学。後半は顧客の消費行動などマーケティング要素あり。
前半は教科書初見、1.5倍速、通勤電車でOK。後半も教科書初見、1.5倍速でOKですが、教科書に載っていない事の解説が入ったりとプラスαがあるので、聞き逃したくない人・メモを取りたい人はじっくり時間を取っての学習をオススメします。
「聞き手」さんがいて、会話形式で授業が進む。
会社員として疑問に感じていたことを理論で知ることができて有意義でした。

心理カウンセリング(’21)・動画授業

カウンセラーをしている人、目指す人は取っておきたい科目。
教科書の予習はなくても動画授業に入れますが、教科書に載っていない解説が多くメモをたくさん取りたくなる授業。個人的に主任講師の先生の使う言葉が好き。1.5倍速でOkだけど、動画授業を視聴したあとに教科書の読み返しは必要。教科書をなぞる授業ではありません。
私は前述の通りメモをたくさんとりたくて、一時停止しながら受講したので通勤電車では無理でした。
単位認定試験も教科書には載ってない先生の解説からの出題もあり。

心理学実験(基礎)・ライブWeb授業

通学せずにZoomで授業が受けられる。私が受けたのは4週連続で毎週土曜日午後開催というもの。
午前中に家のことを済ませ、午後に自宅で授業を受けられるのがとても利便性が良かった。
オンデマンド授業との併用でZoomの授業の前に動画を見て小テストや、Zoom授業の後は授業で行った実験のレポートを1週間で仕上げて提出等授業を受けていない間もやることがありなかなか忙しい1か月間でした。土曜日授業を受けて次の金曜日までに提出とかなので、普段働いている人は日曜日のうちに仕上げるか、平日の夜に少しずつ進めるしかなく、余裕がある日程の時に取るのがおすすめ。
とは言え定員あり応募人数が多いと抽選なので早めに申し込みたい気持ち。
実験のあとはとにかくレポートです。とりあえず形式を整えて提出したレポートですが講師の先生からは思ったより良いコメントがもらえて良かったです。
基礎ってだけあってレポートのお作法や実験ってこうやって進めるんだなという基本的なところが学べて心理学学びはじめのうちに取れて良かったなというのが個人的感想。
授業の時はイヤホンマイクがあると便利。

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